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東北の五つの市町村が気候非常事態宣言を共同で採択

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54517930X10C20A1L01000/?fbclid=IwAR2FOjHQK7XXF6IRjLx4SO_LJgf_8KzPvvLokoIr2Ot4nyV6u_GB5w9dQd8

 

国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に取り組む「SDGs未来都市」に東北地方で選ばれた5市町の首長らが16日集まり、秋田県仙北市の「角館交流センター」でサミットを開いた。2019年10月の台風19号で大きな被害の出た福島県郡山市が提案し、気候非常事態宣言を採択した。

 

「東北SDGs未来都市サミット」は仙北市、宮城県東松島市、山形県飯豊町が発足させ、第1回会合を19年1月に東松島市で開いた。7月に岩手県陸前高田市、郡山市が内閣府のSDGs未来都市に選ばれ、新たに参加した。

 

気候非常事態宣言は地球温暖化に伴う「近年の異常気象が驚異である」との認識から採択した。(1)ごみの排出抑制・再利用・再資源化・発生回避の徹底(2)省エネと再生可能エネルギーの利用促進(3)環境などに配慮したエシカル消費の普及(4)地球温暖化の防止――に5市町が連携し、対策を講じる。